レトロ建築探訪【タクシーで巡る東京観光】

ジョサイア・コンドルの歴史を巡る旅

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ジョサイア・コンドルとは・・・
イギリスの建築家。工部大学校造家学科（東京大学工学部建築学科の前身）の教師として日本で最初の本格的な建築教育を行いました。鹿鳴館や上野博物館（東京国立博物館の前身）などを設計、神田のニコライ堂のほか、丸の内の三菱煉瓦街など岩崎家関係の諸施設、また三井家や古川家など財閥関係の諸施設を多く手がけています。しかしそれらは関東大震災や太平洋戦争による戦災を受けており、現存する作品は多くありません。

三菱一号美術館（見学目安　50分）

明治時代に建てられた（旧）三菱一号館をレプリカ再建した重厚な雰囲気の三菱一号美術館。三菱が丸の内に建設した初めての洋風事務所建築で、全館に19世紀後半の英国で流行したクイーン・アン様式が用いられています。

東京復活大聖堂(ニコライ堂) （見学時間の目安 15分）

石造りの中では一番古い国の重要文化財・東京復活大聖堂(ニコライ堂)。日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築といわれます。（拝観は午後のみ)

旧岩崎邸庭園(見学時間の目安40分)

三菱創設者・岩崎氏の本邸として建てられ、当時の華やかな生活が垣間見られます。洋館は17世紀英国で流行したジャコビアン様式を基調に、ルネサンスやイスラムのモチーフ、米国･ペンシルヴァニアのカントリーハウスのイメージなどが取り入れられています。

旧古河庭園(見学時間の目安 40分)

ルネサンス調を用いた大正時代のシックな洋館。日本庭園とイタリア式・フランス式の技法を用いた洋風庭園があり、初夏にはバラフェスティバルが開催され、洋館とバラのコントラストが美しく、また期間限定で夜のライトアップも行っています。